木製家具には様々な種類の木材が使われますが、ここではラバーウッドの特徴を解説していきます。
ラバーウッドは、ゴムの樹液が採れることからゴムノキとも呼ばれている広葉樹です。
天然ゴムの原料となる樹液を採取した後に家具の素材などに活用される木材で、比較的軽量かつ柔らかいという特性があるため加工性に優れます。
最大の特徴は滑らかな肌触りで、美しい木目も兼ね備えていることから、木製家具の中でもテーブルや子供用家具に向いている木材として知られています。
また、淡い色合いを持つため着色がしやすいのも特徴です。
コストパフォーマンスに優れるのも魅力のひとつです。
ラバーウッドは、樹液採取後の廃材を利用していることに加えて、成長スピードが早いこと、主に集成材として利用されているといった理由から低コストで入手できます。